《解説》
核物理学者ハーゲンベック教授を取材すべく空港に出向いたTVレポーターのミラー。しかし、突如そこに国籍不明の軍用機が飛来。機内から核汚染で突然変異を起こした人々が出現した。人知を超えた生命力を備えた彼らは、頭部を破壊されるまで決して死なず、警官隊の包囲を軽々と突破。都市部へと侵略を開始した。軍による戒厳令が敷かれる中、ミラーは女医をしている妻アンナを病院から救出、安全な場所を求めて逃避行を開始するが、ゾンビパニックは爆発的感染力で街を覆い尽くしていく。
マシンガンを乱射し、全力疾走で人間を襲い、生血を吸う異色ゾンビが大暴れ!
戦争映画を得意とするウンベルト・レンツィ監督が、終末世界での絶望的な逃避行をスケール感たっぷりに描破。近年主流のロードムービー型ゾンビ映画の原点とも評され、タランティーノが主演のヒューゴ・スティグリッツの名を「イングロリアス・バスターズ」に引用。ステルヴィオ・チプリアーニの名スコアも含めて、カルト的要素を満載した傑作ホラー・アクション!
○1980年イタリア=スペイン映画(製作:ディアルチ・フィルム=ロータス・インターナショナル・フィルム)
○日本劇場未公開作品
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